バックアップ電源ユニット
災害対策に汎用性の高い
バックアップ電源ユニット
「BPUシリーズ HANKOKU BATTERY(ハンコクバッテリー)」は、電力変換機能を備えた交流の制御機能付き電源ユニット。ソーラーパネルや商用電源と組み合わせることで、災害による停電時も必要な電力をいつでも供給できます。既設警報装置の設備強化としても対応可能です。
- ハイパワー
- 7.5kWまでのサイレンを、30分間吹鳴可能です(標準品)。時間延長についても、特注にて対応します。
- 低コスト
- 導入コストが比較的安価。商用電源から供給は、単相100Vや200Vの定額受電による運用が可能です。
- 場所を選ばない
- 設置場所を選ばない屋外型と屋内型の2タイプ。オプションでステンレス製筐体も対応可能です。
- コンパクト&軽量
- リチウムイオン電池を採用し、圧倒的な小型化・軽量化・長寿命化を実現。3.7kW用まで屋外装柱型が標準仕様。
- インバータ給電方式
- インバータによる給電方式を採用することで、接続機器に対する最適な電流制御を実現しています。
- 直流電源装置一体型も対応
- 直流電源装置にリチウムイオン電池を採用し、一体化することで、より省スペース化が可能となります。
設置実例
下田市(静岡県)
構造 | 屋外電柱取付型 |
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入力電源 | AC100V |
定格入力 | 約300VA※1 |
出力 | AC200V 3相 3.7kWサイレン用 |
蓄電池容量 | 10.8Ah×4個 |
バックアップ時間 | 約30分※2 |
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充電時間 | 約24時間※3 |
寸法 | H1100×W680×D640※4 |
質量 | 約160kg |
※1)標準仕様では約500VAとなります。 ※2)待機時間が長くなるとバックアップ時間は短くなります。※3)定格入力約500VA時は約12時間となります。※4)取付金具は含みません。
サイレン用ソーラーバックアップユニット
ソーラーパネルと組み合わせることで、太陽光エネルギーによる電源供給が可能になります。商用電源の確保が困難な場所や災害などによる停電時も、さまざまな装置を稼働させることができます。取付ポールおよびコントロールユニット一体型のため設置も容易です。
- 太陽光で運用可能
- 商用電源の引き込みが難しい場所でも、太陽光が届けば運用が可能です。
- コスト低減
- 蓄電池からの電力供給のみの場合、電力契約が不要のためランニングコストが低減できます。
- パターン吹鳴機能
- パターン吹鳴機能が実装されているため、用途に応じてサイレン吹鳴が可能です。
- 遠隔監視制御も対応
- 外部入出力インターフェースの追加実装(オプション)により、遠隔監視制御にも対応できます。
用途
- 土砂災害警報
- 地震津波警報
- 噴火警報
- その他各種警報
機器構成図(概要)
設置実例
志摩市(三重県)
構造 | 屋外電柱取付型 |
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入力電源 | なし(ソーラーパネルでの充電のみ) |
ソーラー パネル |
60W |
出力 | AC100V 単相 400Wサイレン用 |
蓄電池容量 | 38Ah×2個 |
バックアップ時間 | 約30分※1 |
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充電時間 | 約6日間※2 |
寸法 | H1050×W680×D290※3 |
質量 | 約110kg |
※1)待機時間が長くなるとバックアップ時間は短くなります。※2)晴天の場合です。気象条件、日照時間等に左右されます。※3)取付金具は含みません。