サイレンの故障の原因とその対策

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サイレン故障時のトラブルシューティング

サイレンが鳴らない、音が小さい、異常音がする…。万が一、サイレンが正常に作動しない場合は、具体的な現象から故障の原因を探り、その対策を講じる必要があります。下記のトラブルシューティングを参考に適切な対応をお願いいたします。

サイレンがまったく発音しない

現象 原因 対策
●モーターが廻らない 1.停電・落雷 1.電力会社へ連絡間
2.電源線の2相・3相断線 2.SW、ヒューズ、電線をチェックする
●モーターからうなり音がする 1.電線の1相が断線 1.SW、ヒューズ、電線をチェックする
2.モーターコイル1相断線 2.工場引き取り修理
3.ベヤリングの焼付け 3.工場引き取り修理
4.モーター回転子と固定子の接触不良 4.工場引き取り修理

サイレンの発音が小さい

現象 原因 対策
●ヒューズが切れる
●電磁接触器の過負荷
●継電器が動作する
●モーター過熱がある
1.ヒューズ容量が足らない 1.適切な容量のヒューズと取り替える
2.起動が遅延する(2相運転) 2.工場引き取り修理理
3.電圧降下がある 3.トランスの容量不足か適切な容量の線径を選択
4.モーターコイルの1部短絡 4.工場引き取り修理
5.発音羽根と発音ガイドが接触している 5.工場引き取り修理

余韻防止マグネットが動かない、又は動作が緩慢

現象 原因 対策
●マグネットからうなり音がする 1.マグネットコイルの1相断線 1.工場引き取り修理
2.配線の1相が断線 2.配線、開閉器の点検
3.吸い込みガイドと吸い込み羽根との接触、異物混入、凍結 3.ゴミの除去、氷結部を取り除く
4.マグネットコイルの2相、3相断線 4.工場引き取り修理
5.電源線の2相、3相断線 5.電源線点検

モーターは正常に廻るが音が小さい

原因 対策
1.余韻防止の吸い込み羽根の動作不良 1.工場引き取り修理
2.現地修理分解組立て後の不具合 2.工場引き取り修理

廻り始めに異常音がする

原因 対策
1.発音部分の故障 1.工場引き取り修理
2.発音部分で異物接触 2.点検・除去

モーターは正常に廻るが音にむらがある

原因 対策
1.運転中発音羽根と発音ガイドが接触する 1.工場引き取り修理

もしもの時に人々の安心と安全を守るサイレンが鳴らなかったら…。
阪国電機では、サイレンの定期的な保守点検・メンテナンスも承っています。